整骨院・整体

一人治療院はブラックオーシャンをめざせ?!

私は独自路線で治療院を運営しています。

直接面識がある同業の友人や患者さんはすでにご存知ですよね。

独自路線と言っても、他がどうやっているかよく知らないので、もしかしたら被っているかもですが(笑)

ウチは、ちょいちょい同業の先生が施術を普通に受けに来ます。

施術中に色々な話をすることがあるのですが、いわゆる経営的な話やマーケティング的な話になることもあります。

そんな話を書いていきたいと思います。

人から盗らないということ

私の中で、ビジネスを行うにあたって重要なことの一つに「人の顧客を奪わない」というのがあります。

  • どういうこと?
  • 何を言ってるの?

って思う人もいると思います。

個人的には非常に重要なことだと思っています。

私が8年くらい前に開業した時、近くに整骨院は10くらいでした(多分)

豊島区全体で考えると、どうかなあ・・・

当時は、普通に保険施術メインの整骨院でした。

生活に困らないくらいは患者さんが来ましたけど、思ったよりは患者さんは来ませんでしたね。

よく考えたら、近隣の10くらいある保険施術メインの整骨院と顧客の奪い合いをすることになるわけですから、思ったよりも患者さんが来ないのも当たり前です。

その頃、必死に自作でHP作ってチラシ作って、ポスティングしまくってました!

それこそ、患者さんの声をもらい、ベタベタ貼りまくったりして、患者さんと写真も撮りまくってました。

頑張っていた努力に比例して、結構患者さん来ていたと思います。

今思えば、患者さんを他から奪っていたんですよね。

顧客を奪われた側は、当たり前ですが奪った人間を恨むと思います。

患者さんサイドからしても、すでにすでに10もある保険施術の整骨院が新規で一件増えたくらいでも、どうってことないでしょうね。

最初の一年くらいは、物珍しさや駅から一番近いという理由で、ウチに来てくれた患者は多かったです。

まあ、今思えば僕が開業しなくても大して影響はなかったでしょうね・・・

開業して1年くらい経ってから、徐々に自費専門に転換し始めました。

そして、今まで頑張っていたことを全部やめました。

今まで頑張ってこなかったことを頑張ることにしました。

徐々に、今まで来てくれていた患者さんの大半は来なくなってしまいました・・・

結局のところ人から盗ったところで何も良いことなんてないんですよね。

近隣の同業者から恨まれ、患者さんサイドからも喜ばれないです。

そんなビジネスが繁盛するのかな?と思います。

7年くらい前から徐々にシフトして、今では自費専門でやっています。

保険施術の整骨院の患者を奪っていません。

今は予防・メンテナンスに特化した施術をしているので、痛み・しびれ専門のような自費施術整骨院の患者も奪っていません。

なので、他の整骨院経営者から恨みを買うようなことはないはずです。

基本的に治療院をコロコロ変える患者さんって、どこの整骨院にも定着しませんよね。

変な話ですが

  • 人の彼氏や旦那を奪いたがる女性っていますよね?
  • 人の彼女や奥さんを奪いたがる男性っていますよね?

浮気する人は誰と付き合ってもまた浮気します。

そんな人を奪ったところで何も良いことなんて無いでしょう。

ビジネスと結婚ってちょっと似ているというか近い気がするんですよね。

話が長くなりましたが、何が言いたいかというとですね・・・

私が考えるビジネスにおいて大切なことは

  • 他とは違う唯一無二の価値を提供すること
  • その価値を理解して共感してくれるファンを作ること

それこそがビジネスで大切なことではないでしょうか。

自分にしかできない唯一無二の価値を生み出せないのなら、最初から独立開業することはあきらめた方が良いでしょう。

ブラックオーシャンをめざせ?!

「唯一無二の価値を生み出す」ってなんだよ!

って訝しむ方も多いと思うんですね。

こういうのっていわゆるマーケティング的な話でUSPとかって言うのかな?

SWOT分析とか、ああいうフレームワークをやるイメージですよね。

こういうワークもいいんですが、一人治療院だとちょっと違うと思うんです。

まあ、将来的に他店舗展開とか考えているならこういうワークでもいいのかな?

こういうワークってブルーオーシャンを探せ!的なところから来ていると思うんですよね。

ここでややって本題のブラックオーシャンが出てきます。

ブラックオーシャンってなんでしょうか?

「ブラックオーシャンとはまだ誰も手を付けていないことから競合する企業などが存在しない市場のこと」です。

ブラックオーシャンという言葉は、W.チャン・キム とレネ・モボルニさんが書いた「ブルーオーシャン戦略」という本に出てきます。

ブラックオーシャンは、深海よりも深い海をイメージしています。

深海では、極度に高い水圧と低い水温に阻まれ、太陽の光さえ届かない暗黒の世界が広がっています。

深海魚はこの極限とも言える環境に適応するために、浅い海の魚たちには見られない特殊な構造や生活様式を持っています。

深海という特殊な環境下で独自の進化を遂げた深海魚たちの世界には、後から入っていこうとしても、高い参入障壁が立ちはばかります。

それよりももっと、誰もいない海。そこを狙うのがブラックオーシャン。

当たり前ですが、競合他社が存在しないためその市場を独占することができます。

盗りあわない。・奪い合うこともない市場。

一人治療院でやっていくなら、ブラックオーシャンを目指すべきだと思っています。

もし地域に一人治療院が10あっても、みんながブラックオーシャンだったら最高じゃないですか?

先生も患者さんも最高だと思うんですよね。

ここまで読むとブラックオーシャン最高じゃんって思いますよね。

ところが実際にブラックオーシャンを目指すとなると、施術どころか生活・生き方を一変しなければならなくなります。

ブラックオーシャンを目指すなら

  • セミナーや勉強会に出るのはやめましょう。
  • 同業の先生と無意味につるむのはやめましょう。
  • 参考にするなら異業種です。

基本がある程度出来てきたのでしたら、あとは自分で勉強・研究し、試行錯誤して唯一無二の価値を作り上げていくのです。

セミナー・勉強会に出ると楽しいですし、充実感もあります。

同業の先生とつるむのは確かに楽しいですよ。

同業ならではの話とかも出来ますしね。

でも、色々な同業の先生と過ごす時間が長くなればなるほど影響を受けちゃうんですよね。

私の場合、同業のHPも極力見ないようにしています。

やっぱり良いなと思うことありますし、影響を受けちゃいますよね。

別に悪くいうつもりはないのですが、施術・説明・話し方・HP・SNSとか、だいたい一緒になっちゃいますよね。

これでは唯一無二とは言えませんよね。

ブラックオーシャンと聞くとかっこよく聞こえますよね。

でも実際には泥臭く地味で大変です。

でも、毎日楽しいですよ、本当に。

私の施術の価値を理解して共感してくれるファンの患者さんばかり施術しているので本当に楽しいですよ。

こんなに楽しく仕事してお金もらって感謝までされて控えめに言って最高ですよね。

SNSで、やたらと高圧的・攻撃的な方っていますよね。

人が高圧的になる時ってのは何かが「無い」時です。

  • お金が無い・・・
  • 時間が無い・・・
  • 友達がいない・・・
  • 人望が無い・・・

SNSでも穏やかな方って「満たされている人」が多いのではないでしょうかね。

私はSNSやブログでもいわゆる症例報告みたいなことってほとんど書かないです。

個人情報云々ではなく、別にわざわざ書こうと思いません。

単純に施術して喜んでもらって私も満たされるからかもしれません。

どっちかが欠けていたら、SNSやブログで症例報告を書きまくっているかもしれませんね(笑)

同業の先生でも、高圧的・攻撃的な先生って多いですよね。

まあ、お金があっても何かがなくて高圧的・攻撃的になっているんでしょうね・・・

僕もこういう時期があったので、なんとなく気持ちはわかります・・・

治療院業界だけじゃなくて、どの業種もそうだと思いますが。

狭い世界の中ですから気付きにくいですが、業界の常識って外から見たら非常識なことって多いですからね。

業界の有名人ってだいたいが普通の人からしたらヤバい連中だと思われているはずです。

みんな光に群がると思うんです。

特に深海ならなおさらです。

でも独立開業してやっていくには、これじゃダメなんです。

光に群がるんじゃなくて、自分が光にならないといけないんです。

ブラックオーシャンを見つけるのは至難の技?

ブラックオーシャンを見つけるのは困難だとされています。

困難なのは当たり前で、見つけるものではなく作り出すものです。

誰かが教えてくれるものではないのです。

唯一無二の価値を作るということは、いわば一人だけですね。

たったひとりだからこそ、勝負もなければ、比較もされない。

強いていうならば、過去の自分との勝負・比較でしょうか・

順位もなくずっと1位です。

昔のSMAPの曲であったようにナンバーワンではなく、オンリーワンということですね。

「ブラックオーシャン」にするためには、特別なプロダクトを考え、制作するという思考も大事ですが、自らをオリジナリティしていくことが最も取り組みやすい戦略かもしれません。

勉強・研究・臨床も大事ですが、人として大事なことってたくさんあります。

  • 恋愛
  • 趣味
  • 友達
  • 家族

仕事ばっかりするんじゃなくて、遊びも大事ですね。

変な話、モテる人って臨床も上手な人多いですしね。

  • 恋愛
  • 趣味
  • 友達
  • 家族

から学ぶことってたくさんありますよ!

ドラゴンボールにもそんな台詞出てきましたよね。

亀仙人さん曰く

「よく動き よく学び よく遊び よく食べて よく休む 人生を面白おかしく張り切って過ごせ」

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ながさき整骨院 代表 川崎浩司 厚生労働大臣免許 柔道整復師 豊島区池袋の近く東長崎で完全予約制・完全自費の整骨院をやっています。 プライベートのこと、仕事していて感じたこと、思ったことを書いています。

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