整骨院・整体

ごく一部の柔道整復師・鍼灸師・整体師は、どうして西洋医学を否定するの?

ごく一部の柔道整復師・鍼灸師・整体師に限ってですが、いわゆる西洋医学を敵視する方がいます。

割と最近だと、こんな事件がありました。

https://www.sankei.com/life/news/170325/lif1703250052-n1.html

「龍神」を名乗り、難病を治す力があるとしていた栃木県下野市、建設業、近藤弘治被告(62)。1型糖尿病だった宇都宮市の小学2年、今井駿君=当時(7)=のインスリン投与を中止させて衰弱死させた事件で殺人罪に問われ、24日、宇都宮地裁での判決公判では懲役14年6月(求刑懲役15年)の判決が言い渡された。

佐藤基(もとい)裁判長は「駿君は死亡前の約20日間、徐々に衰弱し、母親の目前で死亡しており、犯行態様が残酷」と述べ、近藤被告が両親に指示してインスリン投与を中止させたとし、危険性を認識していた未必の故意による殺意を認定した。弁護側は「投与中止を選択したのは両親」と無罪を主張していたが、判決は母親が被告を信じ切り、指示以外の行動を取り難い状態だったと認めた。

とても痛ましい事件でした。

「医者の言うことを聞かない方が良い」みたいな風潮は昔からありますが、病院では医師の言うことを聞かなかったばかりに上記の事件のように大変なことになるケースもたくさんあります。

手遅れになってから来るわけですね。

医学的なことは単純に白黒つけられることなんてほとんどありません。

白黒つけられないことを、白黒つけようとすること自体が不適切なわけでして・・・

医学的なことは適切な判断が出来ない人が軽々しく他人に言えることではありませんね。

適切な解決策を持っていないのに、人の不幸につけ込む人とは距離をとった方が良いと思ってしまいます・・・

  • 癌は手術してはいけません
  • 癌は薬を飲んではいけません
  • 糖尿病は薬を飲んではいけません
  • 高血圧は薬を飲んではいけません

というような論調ですね。

あとは

  • 〇〇は病院に行っても治りません
  • 〇〇は薬を飲んでも治りません
  • 西洋医学は対処療法だから意味ない
  • 私の施術は根本療法

とまあ、結局は同じような論調ですね。

なぜこんなことをいう一部の柔道整復師・鍼灸師・整体師がいるのでしょうか?

ダメ元でうまくいけばラッキー

「そもそも病院で良くならないケースだからダメ元で上手くいけばラッキー」と思っている方が多い印象です。

一部の柔道整復師・鍼灸師・整体師に限ってですが。

一部の柔道整復師・鍼灸師・整体師は、やたらと西洋医学とか標準治療を否定する傾向があります。

そして私なら適切な対応が出来ると振る舞うわけですね。

その先生のSNSを見ても、そういう類の発信やそういう類の記事のシェアが多いですね。

そういった先生は陰謀説が好きな印象です。

なぜ医師からは柔道整復師・鍼灸師・整体師は嫌われるのか?

西洋医学や医師を馬鹿にする一部の柔道整復師・鍼灸師・整体師の存在ではないでしょうか?

東洋医学や代替医療もうまく棲み分けをして活用すれば良いと思うのですがね・・・

  • 病院で治らなかった症状をたった3秒で完治させる
  • 病院で治らなかった症状を足首触るだけで完治させる
  • 病院で治らなかった症状を耳を引っ張るだけで完治させる
  • 施術で自然治癒力上げて体質改善して脱西洋医学
  • 独自の漢方調合で体質改善して脱西洋医学

こんなようなことを一部の方が言っているので、医療関係者や同業者からも煙たがられているのではないでしょうか・・・

そんなに凄いのでしたら西洋医学や医師を馬鹿にする必要はないと思いますけどね・・・

そもそもの話、施術だけで解決できないことの方が多かったりするわけですが・・・

ちなみに栄養学界隈では

  • この症状にはビタミン〇〇
  • この症状にはプロテイン
  • この症状には〇〇

筋トレ界隈では

  • この症状には〇〇トレーニング
  • この症状には〇〇

となりがちです。

なんでもサプリメントや筋トレで解決させようとする風潮ありますが、そんな単純な話ではないことがほとんど。

人体はとても複雑ですし、勉強すればするほど安易に言えなくなります。

医師の勉強量・知識量・臨床経験はすごいです。

西洋医学は対処療法だから辞めた方がいい

こういう論調も少なからず見かけます。

対処療法はじゃなくて根本から改善しましょう!

という論調ですね。

ただ、私自身も根本という言葉を多用していた時期(黒歴史)がありました・・・

「何を持って根本と定義するか」と考えだすと根本なんて言葉は気軽に使えなくなります。

体質も同じです。

体質を改善するというものの、「何をもって体質を定義するか」と考えだすと体質なんて言葉は気軽に使えなくなります。

逆に言えば、定義が不明な言葉ですので、いくらでも言い張ることができます。

簡単に「根本」「体質」なんて言う方は、個人的にはあまり信用できません。

繰り返しになりますが適切な解決策を持っていないのに、人の不幸につけ込む人とは私ですら距離をとった方が良いと思ってしまいます・・・

一部のこういったことが医師や医療関係者から柔道整復師・鍼灸師・整体師が距離を置かれてしまうの出ないでしょうか・・・

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ながさき整骨院 代表 川崎浩司 厚生労働大臣免許 柔道整復師 豊島区池袋の近く東長崎で完全予約制・完全自費の整骨院をやっています。 プライベートのこと、仕事していて感じたこと、思ったことを書いています。

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